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the moon in a fury [小説]

今回レビューを書くにあたり、どの作品が良いかと話し合いこの烈火の月に決めましたが、正直私はあまり気乗りがしませんでした。

実はこの烈火の月は私にとって苦手な作品でした。それはあまりに描写がハードで、当時の私には理解も共感もできなと思ったからでした。どうしても人が死んでいく描写や性的な描写に抵抗感があって・・・。

この烈火の月が発売になり、野沢から「ちょっと苦手かも知れないけど・・・」と言って渡されたときに、ざっと読んで当たり障りのない褒め言葉で終わらせてしまったことを今も後悔しています。いつだって読み返せるし、いつだって感想言えるって思っていたから・・・。この本の発売5ヵ月後にもう二度と感想を言えなくなるなと分かっていたらどんなに苦手だと思っても一生懸命に読んで感想言ってあげたかったです。そして主人公の我妻諒介に対してどうしても分からないところを聞いてみたかったです。ただただ残念です。

レビューを書くために改めて読み直してみました。数日間をかけて読ませていただきましたが、やはり今の私が読んでもハードすぎる内容でしたが、一言一句大切にしっかりと読みました。もしかしたら、読み手としてはまだまだかも知れませんが、今の私が思って感じたことを書かせていただきました。

 第一章のオープニングで強烈なキャラクターの主人公、我妻諒介が登場しますが、微笑みながら正体ないまでに人を痛めつける凶暴な人物。どうして彼をそこまで凶暴にしているのか・・・。私にはまだ十分に理解できていませが・・・。我妻は急激な人口増加で犯罪多発地区として認定された千葉県愛高市(架空の市)の刑事。過剰なまでの暴力とルール無視の捜査で犯人を検挙しているが、犯罪は一向に減らず雨後の竹の子のようにつぎつぎと発生する。同署の刑事や警察官からは浮いた存在になっていた。そんなある日、徳吉克巳という麻薬の売人が殺害され、その犯人を捕まえるべくおとり捜査に出た我妻は、同じ目的の人物を探す麻薬取締官(マトリ)、烏丸瑛子と出会う。どこか似たところのある2人だった。売人徳吉の死はこの物語のプロローグに過ぎなかった。徳吉の死をきっかけに、犯人に迫ろうとするたびにトカゲの尻尾きりのように、多くの人間が謎の死をとげる。我妻も烏丸も共に押しつぶされそうなほど巨大な権力を持った敵と戦っていく。

最後に烏丸瑛子が決断したことは本当に正しかったのか・・・。すぐには理解できませんでした。ただ、もしこんな決断ができたらすごいなと思いました。と同時に私だったらどうだろうと考えてしまいました。きっと私はそこまでの根性はないかもしれません。でも、烏丸瑛子だったらきっとこの決断が正しかったと証明できる人生を送ることでしょう。この作品で野沢が言いたかったことは烏丸瑛子があえて苦しい道を選び生きていこうとする姿を通して、人はどんなことがあっても、どんなに辛くても、頑張って生きていかなくてはいけないということを言いたかったのだと思います。我妻諒介の決断も決して楽なものではないけど、それでも、頑張って生きていくしかないのでしょう。人は誰一人として一点の曇りもない人生なんて送っていないのだと思います。私を含め、みんな何かしらの辛さや悲しみを抱えて生きているのだと思います。でも、人はどんなに辛い人生でも頑張って自分の人生を生きないといけないと思います。いつもそう言っていた野沢自身の行動はいまだに信じられません。

今回烈火の月を新たに読み直してみて感じたのは、ものすごくたくさんの取材をしたのだろうということでした。以前はそんなことを考えもしないで読んでいました。例えば警察のシステムや拳銃の種類、その取り扱いや実際に使ったときの状況に関する細かな情報、また麻薬の種類、薬物によってどういった症状になるか、体験した人の感覚までも。それに人の体はどの様に朽ち果て死に向かっていくのかなど、見てきたかのようにリアルに書かれていました。本当に細かく丁寧に取材して勉強し書き上げたものだと思いました。実際資料として残っているものもたくさんありました。脚本を書くときにもそうなのですが、登場人物を細かく描き、まるで実在の人物かのように錯覚をしてしまうほどです。

最後に大袈裟かもしれませんが、この烈火の月は今の日本を象徴しているように感じました。最近テレビのニュースや新聞でも、凶暴な事件や異常な犯罪が多く、どうしてしまったのだろうと思うことがあります。一部であると思いますが、子供の手本となるべき大人たちも堕落し、分からなかったら何をしてもいいといったずるさや、自分さえ良ければいいといった感覚が蔓延しているように思います。自分の良心はどうしてしまったのでしょうか・・・。
みんな何となく感じている閉塞感や将来への漠然とした不安感はありませんか?
私が幼かった頃の日本はまだ将来への希望もあったように思います。
今の子供たちにとっての希望は何なのでしょうか・・・。
やはり今の日本は少し病んでいるように感じるのは私だけでしょうか。

この作品を読んで下さった皆さまに・・・。ちょっと青臭いかも知れませんが、人生どんなに辛いことがあっても必ず乗り越えられるしきっとそれと同じくらいの幸せがあると信じて輝いた人生を過ごして欲しいと願っています。

             

 

 

 

烈火の月―THE MOON IN A FURY

烈火の月―THE MOON IN A FURY

  • 作者: 野沢 尚
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 単行本

 


2006-11-30 07:23  nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
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上海がに [取材]

今回通訳をお願いした方が、地元上海出身の方だったので、その方のご友人、知人の方々が連日集まり食事に招待してもてなしてくださいました。日本から来た珍しいさもあってかとても親しく接していただきました。普段の旅行では絶対に体験できない素敵な思い出を作ることができました。本当に感謝しています。

 ちょうど今は上海がにのシーズンですよね。
今回私は生まれて初めて食べました。ありきたりな言い方ですが、とても美味しかったです。かにみそが独特なんでしょうね。日本で食べたかにの種類のみそとは違いました。
例えたらどんな感じでしょうか・・・・・。うん・・・。からすみの触感に似ています。味はうにのような感じでしょうか。初めて食べましたが大好物になりました。日本では高くて手が出ませんが中国ではお手ごろ価格で食べられます。
上海がには淡水(湖)で育つのだとお聞きました。今回初めて知りました。

滞在中レストランでも食べましたが、一番美味しかったのは、通訳のかたのご友人のオフィスでご馳走になった上海がにです。少し小ぶりでしたがみそがたくさん詰まって本当に美味しかったです。

  

また、現地の家庭料理を食べてみたいとお願いした私の希望も叶えてもらいました。同じオフィスでご友人の奥様が腕をふるってくださいました。お料理をするところも見せていただき本当に感激です。

ガラスのボールに入ったものは白えびと言うそうです。みどり色のものはきゅうりのように見えますが、実はそうではありません。きゅうりよりも大きくズッキーニのようなへちまのような形でした。当然日本にはない野菜ですし初めて食べましたが美味しかったです。炒めているのに触感はシャキシャキでした。
もう1つ初めて食たもので癖になり家でも作ってみようと思ったのが、れんこんの中にもち米を詰めて甘く煮たものです。日本ではこういった味付けのものは食べたことないし美味しかったです。(れんこんは日本のものと違い赤みがかっていましたが別品種なのでしょうか?)どれも本当に美味しかったです。何よりのもてなしに、とても感謝しています。
野沢作品が私を中国へ行かせてくれ、素敵な方々との出会いをくれました。

以前、野沢自身もNHKのドラマ作品の取材で中国を訪れたことがありました。そのときに聞いた話で、とても面白く思ったことがありました。
我が家へのお土産にと、乾燥したふかひれを買ってこようと市場へ行ったそうです。そして「一番いい物をください」と言ったところ、市場の方は野沢たちが日本人だと分かり言いにくそうに、「一番いい物は日本産ですがいいですか・・・」と言ったそうです。わざわざ中国で日本産を買うのもと思ったそうですが、やはり品質が良いのでそれを買ったそうです。日本の気仙沼産ふかひれが品質的には一番いいそうです。でも面白いですよね。中国に行って日本産のふかひれをお土産に買ってくるなんて。今回中国を訪ねてそんな出来事もあったと懐かしく思い出しました。

中国でも出版が叶い、多くの方々に作品を読んでいただきたいです。
出版のさいには、日本の方々にもプレゼントさせていただきたいと思います。
詳しいご案内は改めてさせていただきます。


2006-11-27 01:35  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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緑のポスト [取材]

今回の旅で見つけた驚きの1つを紹介します。
郵便ポストです。
何と日本の赤いポストと同じデザインで緑色なのです。
日本やイギリスは赤ですし見慣れないですよね。
もちろん郵便に関わる回収車やEMSの車両も緑でした。
どうして緑になったのか知ってる方がいたら教えて欲しいです。

       

 


2006-11-26 10:14  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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出版システム [取材]

3日目】・・・③

中国の出版のシステムが日本とは全然違っていて、とても面白いと思いましたので紹介させてください。

日本ですと、講談社とか文藝春秋とか幻冬舎といった出版社が作家さんから原稿をもらい店頭に並ぶまでを一貫して行います。たとえ外国作品の場合でも出版社が著作翻訳権を買って同様のシステムですすめます。
でも中国では違うのです。
例えば、下記の作品ですが、

       

出版社名は「人民文学出版社」となっています。ですが、実際にこの本の著作翻訳権を買って制作したのは、今回恋愛時代の出版交渉を進めていますShanghai 99 Readers' Culture Co., Ltdという出版社です。販売する時には国家が決めた大手出版社名を入れて販売します。
どうですか?
ちょっと日本の出版の感覚と違いますでしょ。

このシステムを聞いたときに私が感じたのは、日本のテレビドラマの作りかたと同じシステムだと思いました。
日本ではテレビ局が直接制作する場合と、ドラマ制作会社で作ってもらい各民放テレビ局作品として流す場合があります。中国の出版システムは後者の場合と同じではと思いました。面白いですよね。
国によっていろんなビジネススタイルがあるのだということを、この仕事を通じて知ることができたことは本当に貴重な体験でした。

 


2006-11-25 06:50  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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出版交渉とドラマの話 [取材]

3日目】・・・②

恋愛時代の中国出版にあたり、他の出版社数社ともお話をさせていただきました。その中からこの出版社に決めた理由はLin Yaoの存在が大きかったと思います。
事前に中国に行く前に、電話やメールで何度か打ち合わせをしていくうちに、とても優しく、こちらの話も的確に理解され、信頼のできる方と感じたからでした。実際にお会いしてその感覚は間違っていなかったし、信頼感は確信へ変わりました。

その日、オフィスビルに到着し、1階からLin Yaoさんにお電話を入れ下で待っていました。待ってる間何度かエレベーターの扉が開き人々が乗り降りしていました。私は何となく扉を見つめていました。すると何度目かのドアが開いた瞬間、彼女が降りてくるのが分かりました。逢ったこともないのにひと目で彼女と分かりました。パンツ姿におしゃれなスカーフをした小柄で可愛らしい女性でした。あちらも私たちにすぐに気づいたようでした。瞬時にお互いを確認しあったこのときの感覚はとても不思議でした。
縁というものがあるのでしょか・・・。

出版に関しての話し合いはとても上手く進み、細かな条件面のお話まですることができました。
今回のお話がスムーズにいったのは恋愛時代が韓国でドラマになったことも大きかったと思います。
今上海は、かつての日本のような韓流ブームが起こっていて、みなさん仕事が終わるとさっさと家に帰り韓国ドラマを見るそうです。
韓国においても、反日感情や文化の違いといったものがあるにも関わらず、純粋に原作を評価していただき、ドラマも高視聴率で、韓国版恋愛時代の原作本も好評いただきました。
日本と比て、韓国ではあまり書籍の売り上げは望めないというのが今までの常識でした。そんななか5万部という驚異的な売り上げを記録しました。
この情報をいただいたときには本当に嬉しかったです。日本の作品が他国で受け入れてもらえたことが嬉しかったです。きっと野沢がいたらどんなに喜んだろうと思いました。

交渉が終わり、すこし雑談をしているときに、日本のテレビドラマの話題になりました。Lin Yaoさんは「東京ラブストーリー」が大好きだったらしくしばらくその話題で盛り上がりました。
テレビドラマの話だったら、野沢脚本の作品も何か知ってるのかしらと気になり眠れる森は知っていますか?と訪ねたら、とてもよく知っているし大好きですとおっしゃって、真犯人(中村トオルさん)だった方とご親戚の方がそっくりと、興奮気味に話してくださいました。
その眠れる森は野沢尚が脚本を書いたのですよと言うと、本当に驚いて、脚本家と小説家の野沢尚が同一人物と知って、さらに興味を持っていただけたようでした。

規制の厳しい中国では多くの場合きっと非合法な方法で、日本のドラマ観ているのだとは思いますが、そこまでして、
これほど多くの作品を観てくださって、愛してくださってる事実は本当に嬉しかったです。
著作権を持つ身としては非常に複雑なのですが、それだけ日本のドラマや原作は素晴らしいのだということでしょう。
もう少し時がたって権利問題もきちんと整備され、中国の人たちもたくさん日本の作品を観られるようになったらいいと思いました。


so cuteな蔺瑶(Lin Yao)さんです。

 


2006-11-24 07:16  nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
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『野ブタ。をプロデュース』 [取材]

【 3日目

恋愛時代出版交渉のお話の前に、その出版社ですでに発売されていた日本の原作本の中国版をご紹介したいと思います。
翻訳出版にあたり、とても熱心な思い入れで作られていました。
お話を伺ったのは今回の野沢作品の担当者Lin Yaoさんです。
 

                       左、日本の原作本です。 
ドラマにもなりましたのでみなさ  
まご存知だと思います。
野ブタ。をプロデュース』です。

家でも子供が観ていました。 

 ストーリー・・・舞台は教室。プロデューサーはクラスメート。イジメられっ子が人        
         気者に。

下記は中国版の書籍です。
タイトルが『野猪大改造』となっていますね。

書籍本体も帯びも共に同じ絵柄で合わせてあるのですが、右写真のように帯をはずしますと、椅子に座ったブタさんの表情が違うのです。分かりますか?

上の写真は表紙のすぐ内側になります。左がおもて表紙、右が裏表紙です。
気が付きましたでしょうか。最初ブタさんの絵ですが、最後には人間になっています。Lin Yaoさんの説明によれば主人公の少女が最後には素敵な女の子になる様子をイメージしたそうです。
写真ではお見せできないのですが、その他にもページ番号のところにもプリントがあって絵柄がラストに向かって人間になっていました。1ページ1ページ絵が違うことになりますね。

この様にこの作品を理解し、いかにしたら中国のユーザーが気にってくれるかと工夫を凝らして制作されいました。
作家の女房としては本当に感動しました。もちろん作家さん自身もこの様な現場の声を聞けたら嬉しいと思います。

通常、日本の書籍を海外で出版する場合、各国のエージェントを通して行うのが一般的です。ですから作家さんにはこういった現場の思いや熱意は伝わらないものです。現に野沢作品も過去数回海外出版(韓国、台湾、中国)させていただきましたが、版元からオファー書が来て、OKしたら後は明細と売り上げ振り込まれるだけでした。
こういった現場の声を作家さんにも聞かせてあげられるようになったら素敵だと思いました。

今回お話を伺った蔺瑶(Lin Yao)さんのお名前が一番上に記載されています。
若干24歳の彼女はこの出版社において出版や交渉の決定権を持つ女性でした。 大変驚きました。
日本の出版業界ではほとんどない形態ですが、社長へのお話がストレートに通るし、決済が早いのはとてもいいと思いました。
ここでも日本より進んでると感じる1面をみました。能力は年齢や性別に関係ないことを実践している会社でした。
他のスタッフも若い方が多く、物つくりに対する熱意と活気が溢れ、とても素敵な会社だと思いました。

 


2006-11-23 09:01  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(2) 
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上海の書店 [取材]

2日目

到着日に出版社へアポイントメントを入れたところ、社長のスケジュール的には16日がベストということで、11月16日に約束をしました。ですから15日は1日空いたので、市場調査を兼ねて上海の本屋さんを訪ねてみることにしました。
ついでに上海の街を散策してきました。

移動はタクシーではなくバスを利用しました。できるだけ現地の暮らしを体験したかったので。バスの料金は日本円で20円くらいでした。安いですね。やはり物価の差を感じますね。

バスの中は以外にも近代的で、バスの前方両サイドにはモニターが1つずつ付いていて、そこではローカル局の番組やコマーシャルが流れていました。日本では最近電車の中にテレビモニターが設置されたばかりで、バスにはまだないですね。意外にも中国は進んでるなと感心しました。

お目当ての書店があるエリアは「南京路歩行街」というところでした。
日本の銀座のような場所だそうです。そこは常に歩行者天国のようになっている場所で、自動車は入ってこないので、人々はのんびりと行き交っていました。
道の両サイドにはいろんなお店が並んでいました。お茶やさん、食堂、お菓子屋さん、みやげ物やさん、衣料品、スポーツ店などなど。(日系のお店もありました)
訪れたときは平日でしたが、かなりの賑わいでした。
ちょっとお行儀悪いかとも思いましたが、私も現地の人を真似て中国スイーツを食べながら通りを散策しました。とても美味しかったです^^
道幅50メートル以上もあろうかという道路ですが、休みの日は身動きできない程の人で、食べ歩きも困難だそうです。行くなら平日がおすすめですね。

            

中国では、日本のようにそこかしこに書店があるという状況ではなく、決まったエリアに集中して数店舗しかないので、そう気軽に本を買うような状況ではないようでしたね。私が訪ねたエリアでも1店舗と言っていました。
どう考えても人口の割合に対して書店が足りてないと思うのですが・・・・・。

訪ねた書店は下記のお店です。

         

1階はDVDなどが売られていたのですが、残念ながら日本の物はありませんでした。ですがアメリカ映画などは売っていました。(どうしてかな?)
書籍は2階から3階までジャンルごとに綺麗に配置されいました。日本の書店とは違った雰囲気でしたね。右の写真を見て分かるように階段の踊り場には警備員が立ち、日本の貴金属店のような感じでした。
現地の人にしたら本は高価で貴重なものなのでしょうか・・・(現地スタッフに聞くのを忘れました)
単行本(ソフトカバー)は日本円にしたら260円ちょっとの値段でした。

新聞や週刊誌程度のものは、街角のスタンドショップのようなところでも売っていましたが、中国の若者世代はインターネットを利用して本を買うことが多いそうです。多分ネットの普及状況は日本よりも進んでるように思います。

訪れた書店で取り扱っていた日本の作家さんの作品は非常に少なく、村上春樹さんの作品が数点と、日本の古典文学や漫画のようなものだけでした。寂しかったです。   

         


-この日の市場調査を終えて-
中国の人たちに、もっとたくさん日本の作家さんを知って欲しいなと思いました。素敵な作品もたくさんあるのだから・・・。
そして、是非野沢尚作品も読んで欲しいと思いましたね。
そのためにも、明日(16日)の出版交渉は一生懸命に頑張ろうと、強く思いました。日本書籍の棚に恋愛時代を平積してもらいですね。

いよいよ次回は出版社との交渉です。
前日からドキドキでしたが・・・・。

 


2006-11-22 00:05  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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上海紀行 [取材]

11月14日(火)から17日(金)まで中国上海に行ってきました。野沢尚原作恋愛時代の中国での出版に関して、現地の出版社と交渉のためでした。ひとりでも多くの方に野沢作品を読んでもらいたいとの思いで、単身での上海訪問です。私は中国を訪ねるのも初めてでしたし、行く前は本当に不安でした。
もちろんビジネススタイルも、出版事情も全然違うのだろうと思っていました。
実際日本と多くの点で違うところがありました。
とりあえず、ビジネスの不安はあっても、せっかく行くのですから、中国の人々や文化ともふれあえたらいいなとも考えて出発しました。
4日間と短い日程でしたが、記憶に残る素敵な体験ができました。
また、出版交渉においても実り多い中国上海訪問になりました。
今日から数日間、中国上海紀行としてお知らせいたします。


【1日目】

11月14日(火)AM11:20成田空港発JAL619便、上海浦東空港行きで
中国へと飛び立ちました。上海までは2時間と30分程度の飛行時間でした。
思っていたよりも近い国なのだと感じました。

   
上海浦東空港は本当に大きくて、端から端まで動く歩道を使ってもすごく時間がかかりました。さすが中国です。
(JALは外国のエアラインだったせいか到着口が一番端でした・・)

ものすごく込み合った到着ロビーで、なかなか現地スタッフと会えなくて、半分泣きそうな気分でした。上海語は分からないし、現地で宿泊先も手配してもらっていたので・・・。
数十分後、何とか出会うことができ上海市内(ホテル)へと向かいました。
空港から市内までは結構距離がありました。多分1時間程かかったと思います。現地スタッフは、日本の成田空港のような感じと言っていました。(位置関係のことだと思いますが)
そうそう、途中で走っているリニアモーターカーを見ました。
ちょっとだけ感激でした。
日本ではいまだに実用化しないですが・・・。
国土が広い中国だったら本当に役立つ乗り物でしょうね。
もう1つ驚いたのは、中国の高速道路です。なんとすべて無料だそうです。
日本もそうして欲しいですね。
羨ましいです。

市内に入ると大渋滞にびっくりしました。
とにかくものすごい数の車でした。こんなに自動車が普及してたことに驚きました。また乱暴な運転に、クラクションを鳴らす人の多いこと、騒音に慣れないせいかちょっと頭が痛くなりました。(日本人ドライバーのマナーの良さを実感しました)
私の中国のイメージは広々とした街中を自転車が行きかうといったものだったから・・・。
意外でした。

東京の渋滞に慣れているので、移動中さほど苦痛ではありませんでしたが、ホテルまで3時間以上かかりました。

街中は建設ラッシュでたくさんの工事中の建物が目に付きました。
こんなに作っても入る人が居るのかと思いますが、人口12億以上の中国ではまだまだ足りないそうです。今世界中の資源(鉄鋼材や石油)が中国に流れ込んでる感じですね。地球の資源が減っていくのを実感できる街でした。


   
   足場の感じは日本と違いますね。

上海の街は、近未来的なモダンな建物からアヘン戦争前の建築物まで新旧入り乱れてなんとも形容しがたい街でした。とても不思議な街です。 

         
   この球体形のビルはテレビ局のビルだそうです。
   (日本のお台場にあるテレビ局も球体をモチーフにしてましたね)

次回は中国の出版事情と、市場調査を予定しています。


 


2006-11-20 17:36  nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
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おまけ!  [取材]

増山さんの4コマ漫画があまりにかわいかったので・・・


2006-11-16 21:47  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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初めての取材・・・2 [取材]

『明正堂』にはポップと言われるたて看板がたくさんあって、本の内容が
一瞬にしてイメージできるようになっていました。
もちろんこれも全てが手書きで丁寧に作れていました。

    

本の並べ方もとても綺麗でみやすいし、ジャンルごと特集ごとになっていて探しやすいようになっていました。
極めつけは、増山さんをはじめ店員さんたちが本当にお客様を思っていると感じたことでした。常にお客様の目線になって考えておられました。
今まで私が思っていた本屋さんのイメージを、全然違ったものにしてくれました。

取材の途中に、増山さんからいただいた手書きで作られたチラシ(めいしょうどうアトレ新聞)を数枚いただきましたそれは、担当の増山さんのほかにも版元の編集者の方や、同じ店内の店員さんのコメントが可愛らしいイラストやレイアウトで飾られたものでした。これにもびっくりです。
いつも忙しい編集者の方から、コメントまでもらうなんて、なんという根性だろうと改めて感動でした。
そんな増山さんや明正堂のスタッフの方々の熱い思いと、労を惜しまない販売活動が、日本ナンバーワンの販売部数を誇る書店にしたのだと思います。

ここで、2タイトルのみ数字をお知らせしますが、(言っていいのかな・・・まっいいか)   『リミット』4992冊、『深紅』4184冊だそうです。
一店舗で売り上げたとは思えない数字です。
編集者の方も、とある大型書店でも1タイトル500冊くらいと言っていましたから、この書店の販売部数がいかに驚異的かお分かりいただけると思います。

注)もちろん他の作家さんの作品も同じように大事に販売されていました。

こんなに素敵な本屋さんがあることを、みなさんにも是非お知らせしたくて記事を書かせていただきました。
初取材に、記事を書くのも初めてで、この書店及び増山さんの素晴らしさを十分表現できたか心配ですが、頑張りました。
取材にお邪魔させていただきました明正堂さん、対応してくださった増山さん、朝早くから同行してくださった講談社、野村さん本当にありがとうございました。
素敵な出会いに感謝です。  


2006-11-16 21:13  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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